70ページのアプリを作れた。でも、利用者は0人だった。

AIで作る

僕は38歳、工場勤務の非エンジニアです。

プログラミングの仕事をした経験はありません。

それでもAIを使いながら、ダイエット習慣化アプリ「MindFlow Diet」を作りました。

食事記録、体重管理、AI献立、AIコーチなど、思いついた機能を一つずつ追加しました。気がつけば、70ページを超えるWebアプリになっていました。

以前の僕なら、アプリを作ることなんて想像もできませんでした。

だから、完成したときは大きな達成感がありました。

「AIを使えば、未経験でもここまで作れる」

そのことは、本当に証明できたと思います。

しかし、登録者は0人だった

ブログを書きました。

noteにも、アプリを作った過程や使い方を書きました。

Xには2,000人以上のフォロワーがいて、モニター募集も何度か投稿しました。

それでも、アプリの登録者は0人でした。

運営には、AIサービスやサーバーなどで月4,000円から、多い月には2万円ほどかかります。

時間もお金も使いました。

機能もたくさんあります。

それなのに、誰にも使われていません。

この数字を見たとき、ようやく気づきました。

僕は「作ること」と「届けること」を、同じだと思っていたのです。

機能を増やすことで、前に進んだ気になっていた

利用者がいないとき、開発者は機能を追加したくなります。

もっと便利にすれば、誰かが使ってくれる。

デザインを直せば、登録してくれる。

AIの精度を上げれば、価値が伝わる。

僕もそう考えていました。

でも、登録者が0人なら、機能の多さは問題ではありません。

そもそも存在を知られていないのかもしれない。

説明を読んでも、自分のためのアプリだと思われていないのかもしれない。

ダイエットアプリとして、選ぶ理由が伝わっていないのかもしれない。

機能開発に集中している間、僕はこうした問題と向き合うことを避けていたのだと思います。

MindFlow Dietの開発を凍結する

そこで、MindFlow Dietの新機能開発を止めることにしました。

同じ健康記事を増やすことも、Xで同じモニター募集を繰り返すこともやめます。

アプリを削除するわけではありません。

コードも、開発経験も、失敗から得た知識も残します。

ただし、利用者がいない状態で、さらに時間とお金を注ぎ続けることはしません。

これは諦めではなく、一つの実験結果です。

AIを使えば、非エンジニアでもアプリを作れる。

しかし、作れることと、使われることはまったく違う。

この経験は、成功談だけを発信していたら得られなかったものです。

Project Nextを始めます

ここから、発信の方向を変えます。

名前は「Project Next」。

テーマは「昨日より一歩前へ」です。

完成した人が正解を教える場所ではありません。

工場勤務の非エンジニアが、AIを使って何ができるようになるのか。

副業を事業にできるのか。

限られた時間でも、売却できるような会社を育てられるのか。

その過程を、成功も失敗も含めて公開する実験メディアです。

MindFlow Dietは、その公開実験の第1号になりました。

結果は、利用者0人。

でも、何も残らなかったわけではありません。

僕はAIを使って、以前は作れなかったアプリを作れるようになりました。

そして今度は、「作る」だけでは事業にならないことを学びました。

これが、僕の次の一歩です。

月10時間で、次の実験へ

これからは、毎日のように一般的な記事を増やすことをやめます。

使える時間は月10時間。

その中で実際に何かに挑戦し、結果と数字を月1本の記事にまとめます。

うまくいったことだけではなく、

  • 何を試したのか
  • いくらかかったのか
  • どれくらい時間を使ったのか
  • なぜ失敗したのか
  • 次に何を変えるのか

まで公開します。

利用者0人は、見せたくない数字でした。

でも、この数字から始めることに意味があると思っています。

70ページのアプリを作れた。

しかし、利用者は0人だった。

それでも、昨日よりできることは増えている。

Project Nextは、ここから始まります。

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